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2013 : 平成25年-年賀状



2013 平成25年-年賀状



Esquisse Diary / CoroCoro

CoroCoro





※ Esquisse Diary は、基本設計段階でのスケッチ、エスキスのアート化への試み。 謂わば余興創作。

リフォーム : 引込戸にして 「 間取り 」 の使い分け

JUGEMテーマ:家づくり / 設計ノート

 

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トイレを新設するにあたり、水廻りの間取りに手を加えたリフォーム です。

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リフォームに当たって最も注意を払った大きなポイントは、
引違い戸だった水廻り諸室へ繋がる建具を 親子の引分戸へ変更 したことでしょうか。

  融通の利く使い勝手を求めて引込戸に

且つ、引き込んだ時に開口部に建具が残らないよう、引込戸 として納めています。

  リフォーム / 引込戸 親戸は引込まれた状態


それまでの開口巾は1間でしたが、壁面を1尺半伸ばす ことを優先させました。

  - 手前の部屋の 壁面長 を欲したことと、新設 トイレへの目隠し壁 の用を期待したためです。
  - 下図を参照。新設トイレは図の右上、その奥に既設の風呂場があります。

またその伸ばされた壁の1尺半分は、子戸の引込み場所 として寸法を割り出して納めています。

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一方の 親戸 は、こちらも寸法を調整した上で、階段下に新たに設けた 収納部に引込 んで納めています。

  - 下図を参照。左下部分が既設階段です。
  - ※ 1間は6尺です。また1尺≒300mm ですので、1尺半≒450mm になります。

  リフォーム / 引込戸 親子の引込み戸


戸を閉じた時と開け放した時とで、明確な使い分けができることを狙っています。

 「 閉じた時 」 と 「 開けた時 」 の・・・間取りの使い分け

親子の戸を双方共引き込んで建具の存在を消し去った場合には、
手前の部屋と新たに設えた 洗面洗濯室とで一体一室 となるような使い方を想定しています。

  - 光や空気の廻り具合と視覚的な拡がりを得ることができます。

はたまた、トイレや風呂を利用する場合や時間帯に於いては、
それぞれがはっきりと 区画された部屋 として意識できるような使い方がしたいですよね。
 
  - であれば、生活動線の混乱もなくせます。

結果、引込戸による間取りと納まりは、その意図を込めて決定されたものだと言えます。

  リフォーム / 引込戸 洗面洗濯室


現在お施主さんはお元気ですが、実は要望の一つに 「 車椅子対応 」 の間取りがありました。

  - 将来のことは誰しも判りませんし、もしもの時の不安もあるのも何の不思議もありません。

もしもの時の、特に水廻りの使い勝手は誰しもが一考しておかねばなりません。
今回、引分戸 ( 引込戸 ) への変更 と併せ、床のバリアフリー化 も行っています。

  - 開き戸は便利なようですが、体が不自由になると途端に不便になります。

単純なリフォームに見えますが、
健康をそこなった時の生活の取り回しをも考慮した末の間取りと納まりではあるのです。

  リフォーム / 引込戸 階段下収納に親戸も収納

いつまでも使いやすい家であるように願っています。

吹抜けに面した開口に 「 すだれ 」

JUGEMテーマ:家づくり / 設計ノート

 

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吹抜けに面した2階の部屋の開口部をどう納めるかの一例です。

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まずは、 「 吹抜けを設けるのか設けないのか 」 があるのですが、
それには吹抜けが家の中でどのような位置付けになるのかを問うことから始めねばなりません。

 - おそらく私たちには本能的な容積希求があります。それを満たすために吹抜けはとても有効です。
 - 垂直方向へ拡がるその仕掛けは創る意志あって初めて手に入る空間ですから尚更なのです。

 吹抜けに求めるもの

さて設けるとなれば、どのような形状・形態の吹抜けが最適なのか を探っていくことになります。

通常は姿・素材等の 内観使い勝手、或いは 光・音・空気等の環境面 を考慮しつつの模索です。

  - 毎度のことですが コスト への配慮はいつでも頭の片隅にあります。

この吹抜けという空間、・・・ 求めている生活スタイルがダイレクトに形に反映される空間でもあります。
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吹抜け に限ったことではありませんが、
新たに創り出される空間はそこに 豊かな時間を生み出してくれるもの でなくては意味がないですから。

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おっと、今回のテーマは「吹抜けの創り方」ではありません。

  2F スダレ 2F 開口部を見上げる 


これは、屋根勾配に併せて競り上がる傾斜天井に 2F の顔をチョイと覗かせる、を狙っています。
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基本的に 2F の開口については 「 開けっ放し 」 を志向 してはいますが、
実際には写真で判るように 竹すだれ を吊り下げて納めています。

 - 一応、納まりには障子などの建具で仕切ることへの含みも持たせてはありますが。

  3D 1F〜2F 2F 開口部


実は、吹抜けに面する 2F 部分の 天井高は、1,200  しかありません。
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「 開けっ放し 」 故の転落対策として、 位置に開口を併せると共に 座卓カウンター を設えています。

 - 言うならば、脇机をカウンター化したものです。

吹抜けに覗く 2F の顔 ・・・ 実になんとも、ただそれだけです。

  2F スダレ  2F 座卓カウンター


そして、敢えて すだれを下げただけの納まり にしてあります。

 - 気分は町家建築だとも言えますし、使い勝手も悪くありません。
 - そして何より安上がり! ローコストだ。

 吹抜け様々

代わりに障子なり襖なりを仕込んでもよいかとは思いますが、すだれでも必要十分。
夏は巻き上げて開けっ放しに、冬は下ろしていれば空気の流れ位は簡単に遮断してくれます。

 - すだれはその表面に空気の膜を作ってくれます。

昨今は 「 空調 」 と言うと機械任せみたいに誤解しがちですが、
実は 「 すだれ 」 の上げ下げだけで面白いように空気の流れを作り出せる のも確かなことなのです。


これぞ、 「 吹抜け様々 」 と言わずして何と言いましょう。

  3D 1F〜2F  頭使って手動空調


今夏は節電意識が芽生えた年になりました。これからの住宅は先人の知恵がより求められるのでしょう。

3D-エスキス by SketchUp

JUGEMテーマ:家づくり / 設計ノート

 

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設計作業によって生み出される最終の成果品は2次元 ( 平面 ) 表現でしか図面化されませんから、

一般の方ではなかなか建物の全体像を読み切れないことと思います。
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なにしろ平面に立面、断面に展開図とお互いを読み合わせて、頭の中で立体化せねばなりません。

と言うわけで、一目で全体像を把握する為に用いられてきたツールが 模型 でした。
が、ここに来て 「 3D cad 」 が急速に広まり、もはや模型に取って代わろうとしています。 


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「 3D cad 」 なんて数年前まではそれ専門の人間に頼らなければ扱えないものでしたが、

今では走り描きスケッチをするような感覚で扱えるソフトが増えてきました。

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今回試用したソフトは、その名も 「 SketchUp 」 です。

実はこのソフトを使う前に、木造住宅に特化した3Dソフトを幾つか試用版で使ってみたのです。
数日格闘したものの、私の考えているものと著しく異なる表現にしかならず挫折しました。
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ソフトの性質を掴んでしまえば何とかなるのかもしれませんが、感覚的な相性もあるでしょう。


さて、この 「 SketchUp 」 なるソフトは何を隠そうフリーソフトです。ただです。

○ Google : SketchUp

このことが何を意味するかと申せば、
例えばお施主さんがこのソフトをインストールされて、作成データを読み込んで貰えば、
ご自分のPCで建物の様子を好きなようにクルクル回転させながら楽しめるってわけです。

しかしPC性能によっては動作が少々重いかもしれません。
また一応3D作成ソフトですから、作り変えられてしまう可能性も否定できませんね。


作成される画の表現はスッキリとしていて嫌味のないものです。
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3Dの画にリアルさを求める向きには他に値段相当なソフトが必要なのでしょうが、
エスキス、時々プレゼン用としてはこれで十分である感じもしています。



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3Desquisse - SketchUp



3Desquisse - SketchUp



3Desquisse - SketchUp



3Desquisse - SketchUp




使い始めて3日目。
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画面をキャプチャーして画像処理しています。クリックで拡大画。